過去ログ - 向日葵「………いい加減にしてくれません?」
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5: ◆iIrYk5PFAs[saga]
2016/04/05(火) 21:13:50.14 ID:CjqGJhcZ0
なんで酉変わってんだ?
まぁいいか

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向日葵「……まぁ、わたくしが時間を割いて貴女の勉強を見てあげているのは、貴女が放っておけないわたくしの自己満足でもあるのでそれはいいのです」

櫻子「……」


櫻子は少し安心した。
この一瞬だけは、元の優しい向日葵に戻ってくれているような気がしたからだ。


向日葵「……でも、だからこそ、ですわね」

向日葵「わたくしが見てあげているのに真面目に勉強してくれないのは、本当に腹が立ちますの」


櫻子「…………」


櫻子は何も言い返せなかった。
いや、言い返す言葉を探すことすらできなかった。
薄々、感じてはいたのだ。
こんなことをしていていいのだろうかと。
いつか向日葵に愛想をつかされるのではないのだろうかと。
それでも、櫻子はあくまで楽観的だった。

「向日葵がわたしを見捨てるわけがない」
「いざとなればわたしはできる子」

そんな傲慢な考えを、櫻子は捨て切ることができずにいた。



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