114:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:40:09.48 ID:bdsiqCIlo
部屋に耳鳴りのような静寂が戻る。
俺は少し後悔した。
と思ったら、ドアがガンっと再び開いた。
「……そういうこと言います? 普通」
眉を逆立てたるーが、俺を真正面から睨んだ。
「……え、なに?」
「わたし、邪魔ですか?」
「や、邪魔とかじゃ……」
「だったら、わたし、いらないですか?」
「いや、いらないとかって、わけじゃなくて、ひとりでも平気だから」
「わたしがいると、いやですか」
「……嫌じゃないです」
俺は気圧された。
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