134:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 23:21:49.80 ID:XpbS07Gqo
こさちは屋上のフェンスの向こう、縁に座り込んで素足をぶらぶら揺らしていた。
俺はフェンスの内側にいた。
「藤宮さんはいい子ですよ」
「知ってる」
「でも、変わってます」
「うん」
「先輩、こさちはときどき思うんです」
こさちはゆらゆらと、足を揺らしている。
「ひょっとしたらこの世界は、悪趣味な喜劇なんじゃないかって」
「……喜劇?」
396Res/275.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。