過去ログ - 屋上に昇って.
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262:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:27:56.91 ID:A/7oEX6oo

「でも、ときどきよだかのことを考えるんだ。物心ついたときには、そばに父親がいなくて、母親しかいなくて。
 母親も死んでしまって、そして、自分の父親に会えるかもしれないって話を聞いた」

 どんな気持ちで、家の玄関に立ったんだろう。
以下略



263:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:29:05.18 ID:A/7oEX6oo

 いつでも過ちを犯さずにいられる人間なんてどこにもいない。
 失敗を軽蔑できる人間は無知だ。

 ある実験がある。
以下略



264:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:29:32.80 ID:A/7oEX6oo

 もっとも賢い人間は、もっとも賢い生き方は、まずは生存を、生活を守ろうとする。

 深くものごとを考えず、気分が落ち込まないように多くを気にせず、あまり遠くのことに思いを馳せず、
 手の届く範囲で生活を完結させ、それ以上のことを想像しない。
以下略



265:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:30:05.25 ID:A/7oEX6oo

 自分の過去の行為が、現在にどんなふうに作用しているかなんて、誰にも分からない。
 
 それなのに、すべてを自分のせいだと感じても、仕方ない。
 それはただそういう巡り合わせだったのだと、運が悪かったのだと、納得してしまっても、強引すぎるとまでは言えないだろう。
以下略



266:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:31:13.71 ID:A/7oEX6oo

 猫なんて、死んだって、捨てたって、べつにかまわない。

 俺の人生に、何の関わりもない。

以下略



267:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:31:41.20 ID:A/7oEX6oo




「どうしたんですか?」
以下略



268:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 00:33:09.59 ID:A/7oEX6oo

 ベッドに寝転んだ俺のそばに、るーは身を寄せてきた。

「大丈夫だよ」と俺は笑った。

以下略



269: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/05/12(木) 00:33:52.45 ID:A/7oEX6oo
つづく


270:名無しNIPPER[sage]
2016/05/12(木) 00:45:59.39 ID:OekC/ruKo
乙です


271:名無しNIPPER[sage]
2016/05/12(木) 10:30:50.95 ID:7TDCaNnD0
おつです


272:名無しNIPPER[sage]
2016/05/13(金) 14:33:26.40 ID:VjWAXxIaO

またあなたの文章が読めて嬉しいです


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