過去ログ - ちひろ「プロデューサーさんとの幸せな日々」
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18:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 04:33:33.70 ID:yjfF0art0

 男の耳元でちひろがささやく。濡れた唇から漏れる吐息は男の耳を炙り、鼓膜に焼け付いた。歯を食いしばる男の様子にちひろはたまらなさそうに溜め息を吐いて、真っ赤な舌でちろちろと耳の形をなぞった。男の首筋に浮かんできた汗も舐めとる。

「うふふっ……興奮しすぎですよ、プロデューサーさん。こんなに反り返っちゃって……亀頭もパンパン。もう漏らしちゃいますか?」

 男の呼吸が荒くなってくる。ちひろは彼の頬にキスをして、肉棒をしごく手を止めた。しかし動きは止めない。親指と人差し指でカリ首を絞めると、残りの指と手のひらで亀頭をぴったりと包み込んだ。たおやかな指と柔らかい手でどろどろに濡れた亀頭をゆっくりと責める。男の腰が浮いた。ちひろはさらに手をひねる。ドアノブを回すように亀頭をねじり上げ、男の喉から声をひり出させた。

「もう、そんな切なそうな顔で見ないでください。……もっといじわるしたくなるじゃないですか」

 亀頭を散々いじっていた手が、ねじり上げる動きはそのままに竿全体を上下にしごき始めた。顔を真っ赤にした男がちひろを見つめ、弱々しく彼女の名をつぶやいた。懇願するようなその声で絶頂しかけたちひろは、べたべたなった手を逸物から放して男にまたがる。

 先にこらえきれなくなったのはちひろのほうだった。荒々しい手つきで下着をずらし、射精寸前でほっぽり出された肉棒を一息に膣内へ挿入する。待ちかねていた快感で背骨が痺れ、膣壁が脈打つ陰茎を締めつけた。

「し、仕方のない人なんですから……っ! こんなに、ッ……ビクビク、させて……ぁん……もう限界みたいですし、しょうがないですよね……」

 少しでも動いたら達してしまうことはお互いにわかっていたが、リードしている以上は虚勢を張らざるを得なかった。ちひろは騎乗位のまま呼吸を整えて、ゆっくりと、慎重に男にしなだれかかると、汗ばんだ胸板に両手を当て、耳元でそっとつぶやいた。

「……ぜーんぶ、出してください……ねっ」

 膣内で肉棒が震えた。男の腰が跳ねて、膣を押し上げる。耐えに耐えて解き放たれた精液は濁流となってちひろの子宮口に押し寄せ、絶頂に震える膣を満たした。射精の脈動と膣壁の痙攣が呼応し、官能を際限なく高め合う。互いに互いを抱きしめたまま、二人はずっと震えていた。今までになく長い余韻だった。

 体位が変わる。抱き合ったままベッドの上で転がって、男が上になった。余韻の抜け切らないちひろの唇を割って、口内に舌を潜り込ませた。口蓋と舌下にある性感帯をざりざりと舌でねぶり、硬度を取り戻した逸物で肉壺をかき混ぜ始める。愛液と精液が泡立ちながら混じり合っていく。絶頂の余韻と、それを塗り潰して肥大化する肉欲の悦び。

 攻守が入れ替わった。ちひろの表情にはすでに嗜虐的な色はない。蕩けきったその顔は、子種を注がれることだけを望む、ただの女だった。




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