過去ログ - ちひろ「プロデューサーさんとの幸せな日々」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/04/06(水) 04:40:11.99 ID:yjfF0art0
七日目
留美
「今日は私が全部するから……貴方は楽にしてて」
ベッドに横たわらせた男の額にキスをして、留美は薄く微笑んだ。服は着ていない。
ほっそりとした指が男の肌を愛しげに撫ぜる。皮膚の下の血管の一本一本まで数えるような、丁寧で情熱的な愛撫。触られてもいない逸物が鎌首をもたげ始め、留美が楽しそうに吐息を弾ませた。
唇で臍を吸い、しっかりとした腹筋から下腹部までついばむようにキスをしていく。丁寧に剃り上げた陰茎の付け根をぐるりと舌でなぞれば、期待に膨らんだ肉竿がぴくりと反応する。留美は立ちきってない男性器を口に含み、舌でねっとりと唾液をまぶしていった。根元まで一気に飲み込んでから唇をすぼめてゆっくりと吸い上げると、口の中で亀頭が張り詰めていく。ものの数分で男のものが怒張した。こうなると半分までしか口に入らない。
留美は男にまたがり、自分の乳房を男の胸板に押しつけて、陰唇で肉竿をねぶりだした。涼しげな美貌に色欲を滲ませて、肉の花弁で亀頭から根元までたっぷりと愛液をこすりつける。
「……ダメよ、目を逸らしたら。じっと私を見て……? そう。私を見つめていて。すこしでも目を閉じたら嫌よ?」
視線を絡み合わせたまま、何度も何度も膣口を往復させる。動きも刺激も緩慢なものだが、それを一〇分、二〇分と続ければ身体の昂りは凄まじいものになる。二人とも肌には珠のような汗が浮かび、吐き出す吐息は焼け付くほどに熱くなっていた。
お互いに昂り合ってきた頃合いを見て、留美が腰を止めた。口づけをする。性衝動に炙られた舌と舌が炎のように絡み合い、快楽がどろどろと溶けあう。それだけで達しそうなほどに高まった身体を何とか抑え、留美は腰を降ろしていった。
「……ゆっくり、入れるから。動いちゃだめだからね? じっと、してて……ッ! ぁっ、は…………ぁ!」
時間をかけて男を受け入れた。うるみ切った膣がゆっくりとこじ開けられる。笠が肉襞を一枚ずつ押し広げてゆく感覚に、全身がわなないた。限界まで高まった身体はわずかな刺激で暴発してしまう。やっとの思いで男をすべて迎え入れる頃には、留美の額には珠のような汗が浮いていた。
「……今日はね、このままずっとつながっているの……貴方か、私か。どちらかの気が狂いそうになるまで、ずっとこうしてつながってるのよ……」
蕩けきった顔で留美が微笑んだ。呼吸に合わせて膣が収縮し、締めつけられた怒張が二度、三度と跳ねる。お互いにじっとしたまま、ゆったりとキスを交わした。男の指先が留美の背中をなぞった。軽い、痺れるような快感が肌を伝い、留美は小さく吐息を漏らす。上気した頬に、悩ましげにひそめられた柳眉。とろりと潤んだ瞳が男を見つめている。いつも怜悧な空気を纏った留美の痴態に当てられて、男の両手が火照った肢体をまさぐり始めた。
産毛を整えるかのような繊細さで、しっとりと濡れた肌を時間をかけて愛撫する。背中から腰へ。お尻から太股へ。膝から脇腹へ。男の指が肋骨のくぼみを通って乳房を撫でる。ゆっくりと上がってくる指が硬くしこった乳首に当たると、留美がすこしだけ甘い声を上げた。指先はそのまま止まることなく乳房から鎖骨を通過し、うなじから頬までを通りすぎ、外耳をなぞると、最後に手櫛で髪を梳いた。
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