過去ログ - ちひろ「プロデューサーさんとの幸せな日々」
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26:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 04:42:35.21 ID:yjfF0art0

 留美は目を閉じて、男に髪を預けた。撫でられた肌が炙られたように熱かった。だがそれ以上に胎が熱を帯びている。時間の感覚はとっくになくなっていて、どれだけの時間、こうして繋がっているか見当もつかない。留美は時計を探して軽く上体を起こした。ぬちゃりと音を立てて愛液が滴り落ち、呼吸が止まりそうなほどの快感がじわじわと押し寄せてくる。達してしまいそうだった。まずいと思って動きを止めても、快感はいっこうに収まらない。壊れた蛇口に水を注がれ続けるコップのように、絶頂感が満ちてくる。

 ゆっくりと深呼吸した。全身全霊で快感を制御しようと集中する。しかし押し寄せてきたのは津波だった。全身が震え始める。身体が制御できない。快感がこらえられない。膣が陰茎を絞るように蠕動を始め、それを受けて男が軽く腰を突き上げる。それだけで留美は絶頂しかけた。

「ま、待って……P、ぁっ……あっ、ひう! ……ぅう、ぃ……! っ! ぁ……!」

 コップから水があふれ始めた。満ち満ちた快感がこぼれていく。呼吸するたびに身体が絶頂を迎えそうだった。男が抽送を始めた。ゆったりとした動きだが、致命的に深い。一突きごとに狂いそうな快感が背骨を突き抜けて脳まで届き、留美は歯を食いしばって声を押し殺した。全身が性器にでもなってしまったかのような錯覚に留美は激しく戸惑ったが、それは錯覚ではなく事実だった。男に抱きしめられた瞬間、留美は絶頂を迎えた。

 反射的に両手で口を抑え込む。手の隙間から獣のようなうめき声が漏れている。動き始めたばかりだというのに男の腰使いはラストスパートだった。突き上げられるたびに絶頂感が身体の芯を打ち抜いていく。男の手が尻肉を鷲掴みにし、身体が浮き上がるほどの勢いで剛直を突き入れた。破裂しそうなほどに膨張した亀頭がゆるみきった子宮を殴打し、その度に留美はくぐもった声を上げた。

 声を殺しながら留美は震えていた。頭がおかしくなりそうなくらい気持ちよかった。もう何度果てたかわからないのに、もっともっと欲しいと思っている。男が射精する瞬間を想うだけで頭の奥が熱くなった。留美は男にすがりつき、泣き叫ぶように懇願した。

「お願いだから、イって! 私、もうダメだから! はやくっ! ぜんぶ、ぜんぶっ! ちょうだい!」

 男の腕に力がこもった。骨が軋むほど強く抱きすくめられ、限界まで張り詰めた怒張に膣壁を抉り上げられた。留美が男の名を叫ぶ。胎の中で熱が弾けた。絶頂感と幸福感が心と身体を満たしていく。二人は繋がったまま時間をかけて呼吸を整えると、ようやく身体を離した。



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