過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
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11: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:10:26.30 ID:Ou5Nz1w70
シンジは義父の体を見て、眉を引きつらせた。
はだけたジャケットから覗く包帯は、今人類が晒されている脅威をまざまざと語っていたからだ。

シンジ「あ、ああ……父さん。いや、僕の父さんは、僕の父さんは……!」


その時。格納庫の扉が開き、一人の少年がストレッチャーに乗せられシンジの前へと現れた。
少年とはいえシンジと比べ大人びており、体も大きい。
だが、目を閉じた彼の面差しにシンジはどこか懐かしさを覚えていた。

似ている。誰にとは言えないが、ずっと昔に見かけた顔だ。


弁慶「! シンジ、危ない!」バッ

その時、地面が大きく揺れ仮設ライトがシンジの頭上へと落下した。
シンジは反射的に体を丸めるが、直撃すればとても助かる大きさではない。

シンジ「あ…………ッ!」ズルッ

弁慶「シンジーッ!!」



ガッ







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