過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:34:42.88 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「空気が濁ってきたよ……」
ガイ「寒くなってきた、疲れるぜ……」
ゴウ「二人共、顔が青い。気をしっかり持て」
以下略
189
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:35:41.08 ID:Ou5Nz1w70
シンジはゆっくりと目を閉じた。
すると頭に浮かぶのは、過去に経験した記憶だ。いつだったか、まだミチルが健在だった頃。
シンジの目の前にはミチルと、若かりし頃の隼人がいる。
シンジ(赤ん坊の声。これは僕の声だ)
以下略
190
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:37:23.97 ID:Ou5Nz1w70
ミチル「シンジ、今日からシンジに新しいお兄ちゃんができるわ」
シンジ(僕はこの人を知っている。なのに僕は忘れていた、忘れようとしていた。『初めまして』と言ってしまった)
隼人「シンジ、ふふ。まだお前にはこの意味が分からないか」
以下略
191
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:38:58.90 ID:Ou5Nz1w70
武蔵「シンジ、今のお前には分からないだろうけどよ……」
シンジ(武蔵父さん)
シンジ(僕は武蔵父さんが本当の父親だと思っていた。だけど十三年前の戦いで、……多分、その時……)
以下略
192
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:40:12.92 ID:Ou5Nz1w70
少年の声「君はあらゆる差異次元の中でも、最も新しく生み出された碇シンジのようだね」
シンジ(僕は巴シンジ……碇シンジなんて名前じゃない……)
以下略
193
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:41:14.61 ID:Ou5Nz1w70
ゴウ(二人の体温が下がり始めている。何とかしなければ)
ゴウ(駄目だ、血の通わない俺では二人を助けられない)
以下略
194
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:42:08.02 ID:Ou5Nz1w70
ゴウは何度も二人の名前を呼んだ。
それは、シンジと出会い、ガイと出会い、そして心を通わせた結果生じた人間として当たり前の想いだ。
ゴウ(俺を取り込んでしまっても構わない。二人だけは助けてくれ)
以下略
195
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:43:56.26 ID:Ou5Nz1w70
ゴウの頭の中に、遺伝子に込められた早乙女ミチルの記憶が直接流れ込んできた。
そしてゴウは、自身が何者であるかを察する。
ゴウ(そうか、俺のこの感情は……早乙女ミチルの物だったのか……)
以下略
196
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:44:55.28 ID:Ou5Nz1w70
するとシンジは苦しみながらも口を動かし、うっすらと表情を動かし始めていた。
絶望しているのではない、一生懸命生きようと思っているのだろう。
シンジ「僕は、大切な人を失うのが怖い……」
以下略
197
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 20:45:44.44 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「『強くなりたい』……! どんなに壁が大きくとも、乗り越えられるほど強くなりたい」
シンジ「いつか戦い続けて、平和な世の中を取り戻せるように」
シンジ「現実を見て、自分の望みを持てる強さが欲しい。だから僕は……ゲッターに……」
以下略
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