過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
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59: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 15:51:59.04 ID:Ou5Nz1w70
シンジはふと、隼人の顔の傷を見つめた。

ヤマザキ「君がここに来る何年も前、実験中に真ゲッターロボが制御不能に陥ったらしい。
その時パイロットが中に閉じ込められて……」

シンジ「パイロットって、隼人さんのことですよね」

ヤマザキ「ああ。研究員の一人が助け出したものの、顔の傷だけはどうしても残ってしまったそうだ」

シンジ「その時から、ゴウはここにいたんですか?」

ヤマザキ「いや。最初にゴウが確認されたのは、……その翌年の事故が遭った後か」

シンジ「ゴウって、僕の……兄さん、だったりするんですか」

ヤマザキ「……DNA鑑定の上では、そういうことになっているようだな」


シンジは家出以来、弁慶含む周囲の人間と打ち解ける為ある程度は明るくなろうと努力していた。
大切な人を失い傷つくことは怖い。
だけど現実を見た上で自分の望みに素直になる大切さを知り、
『あるかもしれない可能性』を受け止め『目の前の確かな幸せ』に手を伸ばすことにしたのだ。

目の前の幸福ばかり追いかけてしまうのは、十四歳の子どもとしては当たり前の行為だ。
だけどちゃんと現実を見ることで、より確かな自分自身の心と向き合うことができる。


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