過去ログ - 僧侶「このパンツどうしよう」
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9: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/04/09(土) 11:37:32.15 ID:G/xEmEe50
天使「世界を平和に導く為に、日夜戦いを続ける信心深き僧侶よ」

僧侶「は、はい!」

天使「神様はいつでも君達を見守っている。恐れるな…君達は神に愛されている人間なのだから」

僧侶「あ、ありがとうございます! 私も信仰の民とは未熟ゆえに、そのようなお言葉は身に余る感激でして…」

天使「まぁ、そんなに固くならずとも良い。私が降りてきたのは、君に用があってだ」

僧侶「用…ですか? 私に?」

天使「そう。神の力を使う信仰深き者に、ささやかな贈り物を届けにきた」

僧侶「贈り物…とは?」

天使「我々天使の加護を受けた装備品だ。魔王との決戦で、きっと役に立つことだろう」

僧侶「まぁ…。感謝致します、天使様」

天使「良い。それよりも、どうか魔王との戦いで命を落とさぬようにな」

僧侶「天使様……」

天使「では、時間だ」

僧侶「あっ!」


そして光と共に天使は姿を消した。

僧侶(まさか天使様とお会いできるなんて…夢みたいだった……)

だが、それが夢でなかったと証明するように――

僧侶 パサッ「!」

僧侶の足元に落ちてきたそれは――

僧侶「………」


天使の羽が装飾された、純白のパンツだった。




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