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過去ログ - 艦娘想歌ver.cover【艦これ短編ss 】

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85: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 09:41:56.45 ID:ErGk4Nv50

86: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 10:09:10.97 ID:ErGk4Nv50
｢……ねぇ提督さん見てあれ！｣

瑞鶴が嬉しそうに、咲き乱れる向日葵の群れを指差す。

暑く照る今日の太陽に負けじと輝いて見える笑顔……なんて気色悪いことは思わない。

以下略

87: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 10:22:09.36 ID:ErGk4Nv50
｢ちぇ～、何さ。ちょっとくらいいいじゃん！｣

｢あ……そうだ！提督さん、丁度今日カメラ持ってきてるよね！｣
｢撮ってよ、これ｣

以下略

88: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 10:33:54.27 ID:ErGk4Nv50
｢こうなれば……てい！｣

瑞鶴が突然俺の背中にピッタリと背中をくっつけた。

心臓が過労死するレベルで早鐘を打つ。某名人の十六連射かよマジで。

以下略

89: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 10:36:23.14 ID:ErGk4Nv50
｢あっ！提督さん、ちゃんとファインダー覗いてしっかり撮ってよ！｣

思い出したように、瑞鶴はそう言った。
その拍子に、背中に感じていた瑞鶴の身体も離れてしまった。

以下略

90: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 10:39:40.58 ID:ErGk4Nv50
何を思ったか、瑞鶴はいきなりカメラを奪おうとする手を持ち替えた。そして……

｢でぇぇぇりゃぁぁぁ！｣

思いっきり、グイッと。

以下略

91: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 23:10:17.48 ID:DKfxWKoe0
時折、感情に抑えが利かずに計画性も前後も何もかも忘れて相手に告白するシーンをドラマやら何やらで見かける。

俺からすれば、そんな馬鹿な事があるものか、なんて感じだった。
物事には順序や道理ってものがある。それを破っては、結局そいつは上手く行くはずがないとさえ思っていた。

以下略

92: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 23:15:49.72 ID:DKfxWKoe0
茹だってしまった瑞鶴が復帰して再び歩き出すまで、そこそこの時間を要した。

ただ、元の調子に戻ってから瑞鶴に一発くらった。ゲンコツを。

｢軽めで勘弁しておいてあげたんだし、ありがたく思って欲しいぐらいなんだけど！｣

以下略

93: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 23:23:18.12 ID:DKfxWKoe0
｢ホント、何あれ！色々と適当じゃん！｣

少し前を歩く瑞鶴は、こちらを振り向きながらそう言って笑う。
というか、殆ど進行方向に向かってバックしているようなものだ。

以下略

94: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/14(木) 23:24:46.91 ID:DKfxWKoe0
まだまだこっから。

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