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過去ログ - 艦娘想歌ver.cover【艦これ短編ss 】

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99: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 21:43:07.12 ID:viXw+/Go0
『過去からの贈り物』

隣で俺と一緒に信号を待つ青葉は憂いを含む目で微笑む。

100: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 21:53:25.17 ID:viXw+/Go0
｢青葉、カメラ持ってるよな？写真、撮ってもいいか？｣

｢あ、えと、はい、いいですよ！｣
｢えぇっと…………あった、どうぞ！｣

以下略

101: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 22:05:01.42 ID:viXw+/Go0
それからは何事も無く鎮守府に着いた。青葉はお夕飯を作るからと厨房へ向かった。

執務室には、俺以外誰もいない。

以下略

102: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 22:14:54.94 ID:viXw+/Go0
ふと、背表紙の一部が不自然に厚くなっていることに気がついた。

開けば、透明なポケットに紙が何枚も入っている。
どれもぐしゃぐしゃで、一度湿ってから乾燥したであろう跡が残っていた。

以下略

103: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 22:23:45.75 ID:viXw+/Go0
｢司令官！青葉、お夕飯できました！｣
｢……ってあれ？司令官、なんだか目が真っ赤っかですよ？｣

以下略

104: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 22:54:56.96 ID:viXw+/Go0
それから数日。ただ準備をし続けた。
とても嬉しいことに、それはすんなりと進んだ。

間違いない。青葉は愛されている。
青葉がその事実を理解しないままいることこそが最もいけないことだ。

以下略

105: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 22:59:10.25 ID:viXw+/Go0
｢……青葉、出撃します｣

｢了解。青葉、指示は覚えているな？｣

｢はい、ちゃんと覚えてますよ｣

以下略

106: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 23:02:04.91 ID:viXw+/Go0
ここから先、独自解釈から来る｢重巡洋艦青葉｣の一人称変更が有ります。

ご注意ください。

107: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 23:07:17.60 ID:viXw+/Go0
なんて最悪な偶然。

どうしてこのメンバー、この布陣なんだろう。
明らかにおかしい。敵が分隊して攻めてくる状況を完全に度外視しているし、そもそも加古を後方に待機させる理由がよくわからない。

以下略

108: ◆4FDqjZY28A[saga]
2016/04/15(金) 23:18:38.22 ID:viXw+/Go0

｢了解！……うん、敵はまだこちらに気づいてないよ！｣
｢吹雪ちゃん、そのままそこで待機。合図が出たら砲撃を開始して｣
｢了解です！｣

以下略

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