過去ログ - サーニャ「1953年冬」
1- 20
16:名無しNIPPER[sage]
2016/04/11(月) 01:17:21.53 ID:B/SeA5U90
初めて話した時も、彼女は優しさに溢れていた。新しい土地になじめず一人ぼっちで不安でいた私のことを、過度に温めすぎないように、暖炉のような温もりをくれた。

その優しさに触れてしまった私は、いつしか彼女から離れることが出来なくなってた。

その優しさに甘えてしまった私には、自分で立つことすらままならなくなってしまったのだ。

いつも傍に彼女の優しい顔があったから、私はやっと半人前になれた。彼女の支えがあったから、私は一人のウィッチとして認められていたのだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
35Res/9.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice