過去ログ - モバP「生き別れの妹……？」雪美「……そう」
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1: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 20:58:32.35 ID:oL50X1pb0

先日、久方ぶりにBaby Princessの名前を聞きましたので。

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2: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 20:59:22.91 ID:oL50X1pb0
―――マンション　P宅前―――

P「……人違いでは？」

雪美「……ううん。私……あなたの……妹……」
以下略


3: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:01:04.88 ID:oL50X1pb0
書き忘れましたが、Pは高校２年生前後だと思ってください。

―――P宅―――

P「……」
以下略


4: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:02:20.13 ID:oL50X1pb0
我が愛しき娘へ

もし、生き別れた兄に会いたくなったならば東京都○○区○-○-○のマンションに行け。

そこに俺のただ一人の息子、そしてお前の兄がいるだろう。
以下略


5: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:02:56.40 ID:oL50X1pb0
雪美「あと……これ……本の向こう側……隠してあった……」ﾄｻ

P「ちょっ……なんつー金だよ……俺、束になってるお金なんて初めて見たぞ」

雪美「……手紙……読んで……お母さんに……言って……それで……お金持って……来た」
以下略


6: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:04:49.53 ID:oL50X1pb0
息子へ。

……できちゃった☆


以下略


7: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:05:16.09 ID:oL50X1pb0
という冗談は置いておこう。

さて、この子は母親は違うものの、正真正銘お前の妹だ。

俺は考えたんだ。俺が死ぬ時、金ならお前にいくらでも残せる。だけど、それは本当にお前のためになるかとな。
以下略


8:名無しNIPPER[sage]
2016/04/12(火) 21:05:29.46 ID:wBQU4DvDo
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9: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:06:05.01 ID:oL50X1pb0
P「……」

雪美「……お母さん……言ってた……お父さんは……凄く……凄く……子供思いだって……」

P「……そっか」
以下略


10: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:06:31.75 ID:oL50X1pb0
P「……雪美ちゃん」

雪美「私……妹……呼び捨て……」

P「……雪美」
以下略


11: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:07:38.30 ID:oL50X1pb0
雪美「兄妹は……家族は……一緒に暮らす……当たり前……」

P「……まさか俺の家に？」

雪美「最初から……そのつもり……」
以下略


12: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:08:18.95 ID:oL50X1pb0
P「はい。もしもし……はい。ええと……初めまして」

P「はい。……そう、なりますね。雪美の、兄の、Pと申します」

P「あっ、はい。声が似てるですか……ど、どうも」
以下略


13: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:09:28.33 ID:oL50X1pb0
P「……親父何者なんだよ」

雪美「……終わった……？」ﾋｮｺ

P「え、ああ、うん。雪美はしばらくうちで預かる事になった」
以下略


14: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:10:03.42 ID:oL50X1pb0
雪美「ううん……男の人にしては……綺麗……お父さんの部屋……紙でいっぱい……」

P「あー。乱読家な上に書類をまともに片付けない人だったからなー……」

雪美「……今日から……ここ……私と……お兄ちゃんの……家……」
以下略


15: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:11:13.66 ID:oL50X1pb0
P「（気まずい……兄妹って、普段どんな風に暮らしてるんだ……？）」

雪美「……あ」

P「え？」
以下略


16: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:12:45.46 ID:oL50X1pb0
雪美「お兄ちゃんは……すていしてて……大丈夫……」

P「そんな犬みたいに言われても」

雪美「……はうす？」
以下略


17: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:13:40.23 ID:oL50X1pb0
P「……実は別の心配事がもう一つあってさ」

雪美「材料確認……」ｶﾞﾊﾟ

P「あー……やっぱりか。昨日お隣の高森さんからもらったカレーが残ってるだけか」
以下略


18:名無しNIPPER[sage]
2016/04/12(火) 21:14:04.53 ID:mutG12X/o
>>8
グロ

19: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:14:42.72 ID:oL50X1pb0
雪美「カレーは……少し……手間を加えれば……美味しくなる……」

P「そうなのか」

雪美「だから……お兄ちゃんは……すてい……」
以下略


20: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:16:28.74 ID:oL50X1pb0
P「なるほどなぁ……あちっと……うん、美味い！　いつもと違うのもいいな」

雪美「嬉しい……」

P「料理ができる妹かぁ……まさか、こうして妹ができるなんて思ってもみなかったよ」
以下略


21: ◆Zo89VSw555MV[saga]
2016/04/12(火) 21:17:09.44 ID:oL50X1pb0
P「何でもないって……」

雪美「秘密……」

P「……うーん」
以下略


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