過去ログ - アクア「犬ね!」ダクネス「雌犬だと……ハァハァ」カズマ「はぁ……」
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14: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2016/04/12(火) 22:45:21.18 ID:adL2wa3B0
「なぁ、ヴァイ姫。今晩は俺と一緒に寝ないか?」
 私がヴァイ姫に癒されていると、我が家のヒキニートが話しかけてきた。

「カズマ、ヴァイ姫は私が好きなの。年中ヒキニートのあなたは嫌いって言っているの」
「ぐっ。毎日毎日お前ばっかり卑怯だぞ!」
「ふふん。なんとでも言いなさい。さあ行くわよ、ヴァイ姫。その男と喋っているとゲスになっちゃうわよ」
「ヴァイ姫! 俺と一緒に寝てくれるなら、この高級な餌をやるぞ!」
「まったく……。ヴァイ姫を何だと思っているの?いい?私とヴァイ姫は親子みたいなものなの! 親子の愛情はお金や物じゃ揺るがな……あ、あれ?ヴァイ姫!? なんでそっちに行くの!?」

「最近、クエストに行かない貧乏なお前は嫌なんだと。じゃあなアクア。今日は一人寂しく寝ろよ」
「いやぁぁぁぁ。カズマさーーーん。お願いだからヴァイ姫を返してーーーー!」
「ほら、ヴァイ姫。お母さんにバイバイしろ」
「ヴァイ姫!? なんでバイバイするの!? カズマさん! お願いだから私も一緒に寝かせて!」



 その夜、カズマのベッドに侵入しようとした私は、めぐみんとダクネスに取り押さえられた。



−−−−−−クエストに行ってお金を稼ぐわよ!!! カズマ! 覚えておきなさい!



 私は深く誓ったのだった。


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