過去ログ - わたしのお家の天使ちゃん【オリジナル百合】
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20:名無しNIPPER[saga ]
2016/04/13(水) 23:57:06.26 ID:qye+XIKa0
「ただいま」

「おかえりなさい!」

帰宅すると天使ちゃんの声、ここまで来るといよいよ幻覚妄想説は否定せざるを得なくなる
以下略



21:名無しNIPPER[saga ]
2016/04/13(水) 23:58:39.10 ID:qye+XIKa0
「「ごちそうさま」」

「どうでしたか?」

「うん、美味しい」
以下略



22:名無しNIPPER[saga ]
2016/04/13(水) 23:59:38.01 ID:qye+XIKa0
「え…… それって……」

「そう、私の元恋人」

「そ、そうだったんですか!? ご、ごめんなさいそうとは知らず」
以下略



23:名無しNIPPER[saga ]
2016/04/14(木) 00:00:28.32 ID:kEEiAtYe0
「じゃ、電気消すね」

「はい」

「おやすみ」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 00:02:23.57 ID:kEEiAtYe0
「じゃ、恐くないようにお姉さんがずっとこうしててあげる」

「あ……」

天使ちゃんを、私の元へ抱き寄せる
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 00:03:26.73 ID:kEEiAtYe0
「そんなこと無いよ、友達も居るし、会社の人とも仲いいし、何より私には天使ちゃんが居るし」

「本当ですか…… ?」

「本当だよ」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 00:04:17.56 ID:kEEiAtYe0
「ただの居候が調子に乗らないで」

「そ、そんな……」

「私は家に一人で居ても全く寂しくなんて無いし、貴女が居なくなったって一向に構わない」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 00:06:30.37 ID:kEEiAtYe0
別に前の恋人がそんなに良かったとは思えない

向こうから好きって言われて、私にはそんな気が無かったから断ったのにしつこく迫ってきて、『友達からなら』って答えたら凄く喜んで

そこからは私のためにひたすら尽くしてくれた、ずっと私に愛を囁いてくれて、いつの間にか付き合ってた
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 00:07:42.93 ID:kEEiAtYe0
だけどどうすればあの人の心を取り戻せるか分からなかった、だからずっとあの人に尽くしたり、『結婚』という形で愛を具現化したがった

だけど恋人関係っていうのは二人の愛の大きさが同じくらいじゃないと成り立たない、私の愛が大き過ぎて二人の関係は壊れちゃった

結局、私はあの人が好きだったのか、あの人がくれる愛が欲しかっただけなのか、まだわからないし、考える気もしない
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 00:08:34.83 ID:kEEiAtYe0
次の日の朝、もしかして天使ちゃんは私に腹を立てているかと思ったけど相変わらず天使の笑顔でキッチンに立っていた

「おはようございます! 朝ごはんできてますよ」

天使ちゃんがそんなだから私も昨日のことは忘れて朝ごはんをゆっくり楽しむことにした
以下略



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