過去ログ - わたしのお家の天使ちゃん【オリジナル百合】
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38:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:25:21.53 ID:kEEiAtYe0
「そう、通販なら家から出なくてもお買い物出来るでしょ?」

「お姉さん……!」

その後は夕方までずっと天使ちゃんの服を選んでた
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:26:14.60 ID:kEEiAtYe0
「ふふっ、大丈夫 お姉さんいっつもお仕事頑張ってるんだからこれくらい買えるわ」

「でも……」

「いいの、天使ちゃんは天使なんだからいっつも可愛い服を着てないと」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:26:51.57 ID:kEEiAtYe0
「もうこんな時間…… 夕ご飯作りますね」

「あ、私も手伝うわ」

「えっ、お姉さんはゆっくりしててください!」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:28:06.34 ID:kEEiAtYe0
天使ちゃんとの夕ご飯 きっとこれはずっと続く新しい私の、私たちの日常

「どう? 私だって料理作れるのよ?」

「はい! お姉さんの料理もとってもおいしいです!」
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:28:38.63 ID:kEEiAtYe0
「……」

「人に言うのなんてもちろん天使ちゃんが始めてだし、もしかしたら言ってる途中にまた私変なことになるかもしれない」

「だけど天使ちゃんに聞いて欲しい、それで出来たら……」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:29:27.20 ID:kEEiAtYe0
そこから私はあの人とのことを話した、初めは向こうが好きだってしつこく言ってきたこと

初めてデートした時に30分前に着いてたのに待ち合わせ場所間違えたせいで結局私が待たされたこと

ずっと好きって言ってくれるのが嬉しくていつの間にか私も相手のことが好きになってたこと
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:30:47.76 ID:kEEiAtYe0
「見てもらいたいものがあるの」

私の部屋、わざわざ鍵をかけてある引き出し その一番奥

「これ、何だかわかる?」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:32:08.93 ID:kEEiAtYe0
「物を捨てたって無かったことには……」

「ううん、あの人との記憶を無かったことにはしてない」

「私がこんなにも誰かから愛されたい、愛したいって思ってるのはあの人の愛があったから」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:33:00.03 ID:kEEiAtYe0
「わたし嬉しいんです、お姉さんがこうして全て話してくれたことが!」

「そっか……」

隣に座ってずっと私を見て微笑んでくれる天使ちゃん その顔を見てたら少し悪戯心が出てきた
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 17:34:42.85 ID:kEEiAtYe0
天使ちゃんとの同棲生活も今日で一ヶ月くらい

最近の私と天使ちゃんと言えば

靴やおしゃれな服を一通り揃えたけど、天使ちゃんは肌が弱かったり人混みが苦手だったりするので外に出ることはあまり無かった
以下略



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