過去ログ - めぐみん「カズマは私達どっちを選ぶんですか」カズマ「魔王を倒した後にも祝福を!」
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24:1 ◆otNZqYYssM[saga]
2016/04/14(木) 19:42:09.78 ID:tlHvgM2rO


開店から約1時間


俺達は修羅場にあっていた

「カズマー!大3中2内中1はマヨ抜き!マダー!?後キンキンに冷えたジョッキ2つ!」

「後3分待ってくれ!めぐみん!キャベツが切れそうだ!頼めるか!」

「もう切り終わります!カズマ後少しだけ耐えてください!」

「カズマ!めぐみん!こっちのお客様にお持ち帰り2つ追加だ!」

「持ち帰り用のはそこにある!袋に詰めて渡してくれ!」

「わかった!」

「300エリスになります。お返し200エリスです。ありがとうございましたー」

注文をアクアとダクネス。会計をアイリスに任せて調理を俺とめぐみんが担当してフルピッチで作っているが全く人手が足りていない

なんてこった

王都の人の多さを甘く見ていた

ここら一体の人の口コミで広がったのか一気にお客が押し寄せてきている


「アイリス様。いつもこの国をお守り頂きありがとうございます」

「い、いえそんな。私は何もしておりません。皆様がいらっしゃるから私がこうして生きていられるのです。900エリスになります。丁度お預かりします。ありがとうございましたー」


……多分アイリスに一目逢いたくてって人も多いはずだ

だからこそアイリスを会計に回したのだ

……だが流石に人が多すぎる

そのうち順番に休憩を取らせなければすぐにバテテパンクしてしまうだろう

だけど今の状態は手がいっぱいいっぱいでとても休憩なんて取れやしない

特に城暮らしのアイリスはキツいんじゃないだろうか

そう思ってアイリスの様子をチラリと見ると笑顔だ

楽しそうに、恥ずかしそうに、戸惑いながらも王都の人と話をしている

……まだ、大丈夫そうだ

「お前らー!気合いれろー!これを乗り越えれば売上一位だぞ!」

だから俺は仲間たちに、アイリスに喝を入れる

「当然よ!ありがとうございますー!大2中1追加ー!」

「ふふふ。こんな労働の汗も悪くない!こっちも追加だ!中3!」

「カズマ!肉追加です!」

「おう!一気に仕上げるぞ!」

気合を入れ直し俺達はさらに盛り上げていく

そして……さらに1時間が経過した頃

俺達はグッタリとその場にヘタれこんでいた



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