過去ログ - めぐみん「カズマは私達どっちを選ぶんですか」カズマ「魔王を倒した後にも祝福を!」
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◆otNZqYYssM
[saga]
2016/04/14(木) 22:20:49.33 ID:iKonxQGuO
「それでは、転送しますね」
レインがテレポートの準備が出来たようで俺達に告げる
「……どうかしたの?カズマ。ずっと黙り込んで。あれなの?ウンチ?トイレ我慢してるの?もうちょっと待っててあげるから行ってきていいわよ?」
「違うわ!ああもう早くテレポートの陣の中に入れ!」
「……」
「アイリス様も元気がないようだが、昨晩なにかしたのではないだろうな」
こんな時だけやめろダクネス
頼むからそれには触れてくれるな
「……別に。ほら、ダクネス、お前も入れ」
「しかしだな……お、おい押すな」
俺はぶっきらぼうにそれだけ返すとダクネスをグイグイと押す
「めぐみん?帰るぞー」
「……ちょっと待ってください」
そう言うとめぐみんはトコトコとアイリスの元に駆け寄り何かを耳打ちする
そうするとアイリスは顔をバッと上げる
「お待たせしました。それでは先に入らせてもらいますね」
「お前何言ったわけ?」
「別に。ただ私と同じ属性持ちなのにウジウジされていると腹がたっただけですよ」
「いや、お前ロリ枠じゃん」
「あぁ?」
「いや、まじでごめんなさい、怖い、それ怖い」
「全く、失礼なのですよ……カズマ、アイリスから一言あるみたいですよ」
「え?」
振り返るとすぐ近くまでアイリスが来ていた
「ど、どうした?」
「……」
ちょいちょいと手招きするので目線を合わせる位置まで腰を落とす
どうやら耳を貸せとの事なのでそうすると
「私、カズマさんが悔しがる程の女の子になりますから」
そう言って、頬っぺに柔らかい感触が……
「んな!?」
「なっ!誰がそこまでやれと!」
「アイリス様!?」
ダグネスが、めぐみんが、そしてクレアが驚愕の声をあげる
俺はといえば突然の事に頭がフリーズして動けなくなっていた
辛うじて立つ事は出来たようだが
「じゃあね、お兄ちゃん」
トンっと俺を押すアイリス
俺はテレポートの陣の中に入れられる、そして、とびきりの笑顔で手を振るアイリスをずっと眺めていた
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