過去ログ - めぐみん「カズマは私達どっちを選ぶんですか」カズマ「魔王を倒した後にも祝福を!」
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◆otNZqYYssM
[saga]
2016/04/14(木) 07:43:46.53 ID:yg0gplfzO
「……まさか!もうめぐみんが爆裂したことを嗅ぎつけたのか!?」
慌てて俺は部屋に入り鍵を閉め、財布をポケットに突っ込み窓の鍵を開け何時でも脱出できるように準備を進める
……と、トントンとドアがノックされる
「な、なんだ!?さっきも言ったが俺は無実だぞ!」
ヤバイヤバイ!俺本当に関係なのにこんな事でまた刑務所に入れられるなんてゴメンだぞ!
「いきなり何を言っている。カズマ殿。私だ。クレアだ」
クレア……?
クレア…………誰だっけ?
いや、だが確かに聞いたことのある声だ
「カズマ。何を考えているかはしらないが早く鍵を開けて出てこい。この方はアイリス様の護衛であり、シンフォニア家の長女様であるぞ」
ダグネスの言葉で俺は一人の女性が頭に浮かんだ
あの頭にくる白スーツやろうか!
いや、待てそれよりもアイリスだと!?俺をお兄ちゃんと呼び妹枠として確固たる地位を確立したあのアイリスか!
いたよ!いるじゃん!そうだよ!国のお姫様!
アイリスがいたじゃないか!
「アイリスいるのか!」
「ふぎゃ!」
勢いよくドアを開けると、そのドアで頭をぶつけたクレアがうずくまっていた
「……で?何かよう?」
「おいカズマ!失礼だぞ!すみません、相変わらず無礼者で」
「いえ、ダスティネス卿が気になさることはありません、このモノの事は我々も多少は知っておりますので」
「何でアイリスがいないんだよ……白スーツだけとか全く心がトキメかないぞ」
「そのアイリス様が貴様に会いたいと仰られている」
「え?マジ!?」
「はい。魔王討伐に対する勲章と気持ちばかりのパーティを開催したいと思っております」
勲章!
パーティ!
これだ!これだよ!こういったのを待ってたんだよ!
「しかし、この男をそのような場に……」
「おっとダクネス。そこまでだ。それ以上口を開くとお前が夜な夜な何をしているかばらす事になるぞ」
「なっ!?」
「よ、夜な夜な!?」
「さて、それよりもそのパーティについて詳しく聞こうじゃないか」
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