100: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/16(土) 02:02:26.57 ID:VC7Ajst+0
絵里ちゃんに呼ばれ部屋に戻ると南條さんはすでに帰った後だった
「2人とも、ありがとう、私、ちゃんとありがとうって言えたわ」
「この記憶も明日には無くなってしまうのでしょう?少し残念だけど、愛乃の気持ちが消えるわけではないから、寂しくはないわね」
ううっ、さすが絵里ちゃん、オトナの女って感じがするよ
絵里ちゃんはふふっと笑って
「それに穂乃果があんなに海未のこと好きだって解ったし」
「たしか、私海未ちゃんのだからーって言ってたわよね、だめよ、私たちまだ高校生なんだから、節度ある交際を心掛けないと」
ヴェェェェーーーー!!!私そんなこと言ってたの!!
「いやあああ!!!お願い忘れてええええ!!!!」
のたうちまわる私をおいて絵里ちゃんは
「新田さん、穂乃果の事、よろしくお願いします、私たちの世界を守ってください」
えみつんに頭を下げる
するとえみつんはにっこり笑って
「うん!でも大丈夫!だって穂乃果が一緒だから、何だってできるよ!」
「何かあれば私たちを頼ってください、私も愛乃も必ず助けに行きますから」
「ありがとう!絶対、やり遂げてみせるよ!18人全員でね!」
気が付けば外は夕暮れ、全てが金色に輝くとても綺麗な夕暮れだった
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