177: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:11:21.53 ID:aR2xS8si0
予定曲数を大幅に超え、ライブは終了した
えみつんはタイミングを見計らったようにpileさんに声をかける
178: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:13:34.41 ID:aR2xS8si0
現れたpileさんはとっても嬉しそうに真姫ちゃんに語りかけた
「やっと…やっと会えたね!」
179: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:16:11.52 ID:aR2xS8si0
「あのっ、あのね、それから、それからあのね…、あのっ、ごめんね、もっともっと真姫ちゃんとお話したいのに」
「私もっと真姫ちゃんにありがとう言いたいのに、口下手で、あの…」
180: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:17:48.53 ID:aR2xS8si0
ひとしきり笑った後、ふいに真姫ちゃんが
「お願い、1つ聞いてくれるかしら?」
181: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:18:33.92 ID:aR2xS8si0
二人は寄り添うようにピアノの前に座ると
真姫ちゃんのピアノの伴奏が始まる
182: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:20:33.39 ID:aR2xS8si0
愛してるばんざーい!
ここでよかった 私たちの今がここにある
183: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:21:38.01 ID:aR2xS8si0
歌が終わり、もう一度二人は向かい合うと
「ありがとう」
184: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:22:23.24 ID:aR2xS8si0
2人の約束は歌声となって、いつまでもいつまでも、響き渡っていた
185: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:24:07.86 ID:aR2xS8si0
ライブの後、私は真姫ちゃんに音楽室に呼び出されていた
…あの時のこと、なのかな
186: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:25:06.82 ID:aR2xS8si0
「私をμ’sに入れてくれてありがとう」
「私にもう一度、大好きな音楽をくれてありがとう」
187: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/19(火) 19:26:01.12 ID:aR2xS8si0
「これは私と、パイちゃんからの言葉」
「私たちの、本当の気持ちなんだから、ありがたく受け取っておきなさい」
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