229: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:28:08.12 ID:ousyxVWK0
「えみつん、ゴメンね、ありがとう」
「最後の思い出、欲しくってさ、2人に事情話したら、いいよって」
230: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:29:27.93 ID:ousyxVWK0
「最後じゃないよ!」
私はえみつんを遮って、花陽ちゃん、いや、久保さんに言う
231: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:32:04.75 ID:ousyxVWK0
「はじめまして、かな、花陽」
久保さんは優しく笑いかける
232: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:33:32.46 ID:ousyxVWK0
「それじゃあ、シカちゃん、まず言わせてほしいの」
「ありがとう、あなたのおかげで私はここにいます」
233: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:34:28.59 ID:ousyxVWK0
すると久保さんも、少しはにかみながら
「天使!私の花陽は天使だ!うれしいよ!すごいうれしい」
234: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:36:09.35 ID:ousyxVWK0
2人は笑いあい
「ふふっ、私たち似てるのかな?」
235: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:37:20.18 ID:ousyxVWK0
「次会う時までにはシカちゃんに少しだけでも近づけるように頑張るから、花陽のこと見ていてね」
「私ももっと素敵な花陽になれるように頑張っちゃうんだから」
236: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:39:15.99 ID:ousyxVWK0
久保さんが帰った日の夜
私は花陽ちゃんに呼び出されて、神田明神へ向かった
237: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:40:50.17 ID:ousyxVWK0
いつも花陽ちゃんが練習している場所へ行くと
「ごめんね?呼び出したりして」
238: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:41:54.59 ID:ousyxVWK0
花陽ちゃんはそのまま続ける
「私、自分は何も取りえがなくって、自信もなくって、あんまり自分の事、好きじゃなかったの」
239: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/04/22(金) 19:42:50.40 ID:ousyxVWK0
私は笑って
「後押しされたんじゃない、花陽ちゃんと久保さんは一緒に歩いているんだよ」
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