337: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:12:26.22 ID:vgeu5zEc0
私はすぐに声をかけずに、ちょっと練習の見学
いっつも見られてるんだから別にちょっとくらいいいよね?
338: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:13:33.01 ID:vgeu5zEc0
「ん?穂乃果ちゃん?」
私が泣いていると、さすがに気づかれたようで希ちゃんがこちらへ声をかける
339: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:14:32.13 ID:vgeu5zEc0
私が泣き止みそうに無かったからか、希ちゃんは観念したかのように話し始めた
「穂乃果ちゃん、ゴメンね」
340: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:15:24.50 ID:vgeu5zEc0
希ちゃんは昼間からは想像もつかない真面目な口ぶりで話してくれる
私はまだ涙が出ているけど、声にならないような声で聞いてみる
341: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:16:09.44 ID:vgeu5zEc0
「だから私は練習するの」
μ’sを好きでいてくれるのはわかった
342: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:17:10.10 ID:vgeu5zEc0
2人して泣いているもんだから、さすがに見かねたんだろうか
えみつんが人間モードでいつの間にか近くにいた
343: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:17:49.64 ID:vgeu5zEc0
えみつんはそんな私を横目に、希ちゃんに語りかける
「おさげのお嬢さん、知ってる?」
344: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:19:01.16 ID:vgeu5zEc0
希ちゃんはフルフルと首を横に振った
「じゃあさ、ダンスがどうのとか、歌がどうのとか言う前に、そんなのどうでもいいからさ、思いっきり楽しんでみなよ」
345: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:19:37.48 ID:vgeu5zEc0
私は居ても立っても居られなくなって、希ちゃんに叫んだ
「出来るよ!できるに決まってるよ!!だって希ちゃんはμ’sなんだから!」
346: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:20:18.32 ID:vgeu5zEc0
希ちゃんの目を見つめながら私は続ける
「μ’sの輝きは希ちゃんの輝きでもあるんだ、だってみんなと一緒にいるときの希ちゃんはあんなに楽しそうに輝いているんだから」
347: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/05/03(火) 21:20:55.52 ID:vgeu5zEc0
希ちゃんは目を潤ませたまま
「私に出来るかな?」
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