662: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:33:24.43 ID:Xheca8it0
「ちょっと絵里?まさかアンタ思いつきで言ったんじゃないでしょうね!」
口火を切ったのはにこちゃん
663: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:34:46.99 ID:Xheca8it0
「絵里ちゃん?今の状況わかってるのかな?」
「絵里、穂乃果が悲しんでいるときに、その体たらく…嘆かわしいを通り越して情けなくなってきますね」
664: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:35:20.85 ID:Xheca8it0
見慣れた風景
楽しいやり取り
665: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:36:13.74 ID:Xheca8it0
「絵里ちゃんのアイデア、悪くないと思うよ!」
私の声が部室に響く
666: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:37:07.91 ID:Xheca8it0
「私わかるよ!穂乃果ちゃん!」
この質問に最初に答えたのは花陽ちゃんだった
667: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:37:40.43 ID:Xheca8it0
えみつん…みんな心配してるよ…
668: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:38:12.69 ID:Xheca8it0
「それじゃあみんな、心の中で強くこう想って欲しいんだ」
「あなたに逢いたい」
669: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:39:04.01 ID:Xheca8it0
そもそも同化現象とは作品に関わる人々の感情が引き金となり発生する
今回は様々な要因が重なった状況で1人の人間の強すぎる想いが引き起こしたため、このような犠牲を伴う形となったが、本来は安定した状況で起こるとても幸せな奇跡である
670: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:39:36.13 ID:Xheca8it0
このような不安定な世界で、当人が元の世界へ帰る方法は、双方の合意、または一方の感情の欠如である
新田恵海以外の8人は双方の合意によって元の世界へ帰っていった
671: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:40:21.63 ID:Xheca8it0
私はえみつんとの同化が進んだことによる記憶の共有により、このシステムを知った
まだ幼い私が理解するには膨大すぎる情報であり、感情的に不安定な状況であったためこの方法には至らなかったが、絵里ちゃんの提案と、みんなのいつものような行動により、落ち着きを取り戻し、この考えにたどり着くことができた
672: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:41:13.53 ID:Xheca8it0
私の提案した『あなたに逢いたい』という願いは、結果『あなたの帰還を否定する』という事になる
そうすれば彼女達はこの世界に止まらざるを得なくなる
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