671: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:40:21.63 ID:Xheca8it0
私はえみつんとの同化が進んだことによる記憶の共有により、このシステムを知った
まだ幼い私が理解するには膨大すぎる情報であり、感情的に不安定な状況であったためこの方法には至らなかったが、絵里ちゃんの提案と、みんなのいつものような行動により、落ち着きを取り戻し、この考えにたどり着くことができた
672: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:41:13.53 ID:Xheca8it0
私の提案した『あなたに逢いたい』という願いは、結果『あなたの帰還を否定する』という事になる
そうすれば彼女達はこの世界に止まらざるを得なくなる
673: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:41:54.47 ID:Xheca8it0
だってしょうがない
私の半分はえみつんで出来ているからだ
674: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:42:25.37 ID:Xheca8it0
みんなは私の言葉通り、それぞれの思いを込めてもう1人の自分に語りかけてくれている
『あなたに逢いたい』
675: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:43:11.07 ID:Xheca8it0
「三森すずこ」
「南條愛乃」
676: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:43:40.19 ID:Xheca8it0
みんなの口から、それぞれの想う人達の名が自然と紡ぎ出される
あまりにも自然で、あまりにも美しい、調和のとれた響の中
677: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:44:06.15 ID:Xheca8it0
「新田恵海」
678: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:44:59.87 ID:Xheca8it0
その瞬間、みんなの体から、もう1人の女神達が現れた
その名は
679: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:46:06.93 ID:Xheca8it0
最初に口を開いたのは
「あれっ?また戻ってきてる!海未ちゃん久しぶりっていうにはあっという間?もう!寂しがりやなんだからぁ」
680: ◆2wv2J1ktzo[saga]
2016/06/06(月) 20:46:59.20 ID:Xheca8it0
「真姫ちゃん!ちょっと早いけどまた会えたね!スッゴイ嬉しいよ!」
「私の方が逢いたくなって呼んじゃったわね、私も嬉しいわ」
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