過去ログ - 雪ノ下「比企谷くん、逆トイレトレーニングって知っているかしら」
1- 20
9: ◆2nkMiLkTeA[saga]
2016/04/14(木) 18:16:28.13 ID:cMo5NgxnO
八幡「お前それだけはやめろ」

雪ノ下「けれど、あなたたちに断られたら……」

八幡「だからってお前な……」

八幡(見ず知らずの、きっとおっさんとか、チャラ男の前で、雪ノ下が、おむつでおもらし……?)

八幡(そんな、昨日までなら想像しようとも思わなかった光景が、俺の返事で確定してしまうかもしれない)

八幡(だがもしかすれば、俺がダメだったら由比ヶ浜というのも、机の上にあるノートパソコンも、全てブラフかもしれない)

八幡(だがしかし、それがブラフだと分かっても、俺が断ったら本当にしかねない)

八幡(そう思わせるだけの覚悟を今の雪ノ下は纏っていた)

八幡(そして俺は、こうも思っていた。こんな雪ノ下を、俺以外に知られたくない)

八幡(知られてはいけない)

八幡(俺が、俺たちが憧れていた雪ノ下雪乃を、俺は守りたかったのかもしれない)

八幡(だから俺は、こう答えた)

八幡「分かった。受けてもいい。俺が断って、由比ヶ浜がこんなこと聞かされるなんて悲劇は起こしたくない」

雪ノ下「それは、何か条件がある、そういう言い方ね」

八幡「ああ。またトイレを我慢できるように、今度は本当のトイレトレーニングをすることだ」

八幡「我慢できないなら漏らしてもいい、おむつも俺がなんとかする。ただし、またトイレを我慢できるようになるために努力する」

八幡「それが条件だ」

雪ノ下「……いいでしょう。飲むわ」

八幡「じゃあ、成立だな」

雪ノ下「ええ……じゃあ」

八幡「もうなんかあんの……」

雪ノ下「ええ、ついさっきもう漏らしてしまったから、おむつを変えてちょうだい」ニコッ

八幡「今日一番の笑顔で言うことかよ……つうかいつ漏らしたんだよ……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/20.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice