33:ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz[saga]
2016/04/16(土) 22:31:49.24 ID:HMFUbgU00
「――本当にすみませんでしたっ!!」
男「い、いやっ、そんな気にしないでくださいっ! 紛らわしかったのは事実ですし……」
ヨルシカ「申し遅れました。私の名はヨルシカと申します。――こちらは従妹のロザリアさん。すごく恥ずかしがり屋さんなんですけど、どうか仲良くしてください……」
ロザリア「………………っ」ペコリッ
男「そうなんだ……。さっきはごめんなさい。怖がらせちゃったよね……」
ロザリア「………………っ!」ブンブンッ
男「あははっ、許してくれるの? ありがとう」ニッコリ
ロザリア「………………」カァアア
男(やっと、話の通じそうな人に会えた……)
ヨルシカ「ふふっ、とても優しい方なんですね。……こんな方を暴漢と間違えてしまうなんて……」
男「ほ、本当に気にしないでください。……すごく仲がいいんですね」
ヨルシカ「まぁ、姉妹みたいなものですから……」ニコッ
ヨルシカ「――しかし、見たことのない不思議な装備ですね……。武器も持ってないなんて……、とても勇敢な方なのですねっ」
男「あ、あはは…………。…………そんな変なのか……これ…………」ボソッ
ヨルシカ「あっ……もうこんな時間ですね……。男さんも同じクラスなのでしょう? 行きましょうか」
男「あ、はい! ついていきます……」
――――――
――――
――
アオニート「――よぉっ! 遅かったな」
男「あ、アオニートくん……っ。さっきは――っ!」
アオニート「――おっと! 誰が風紀委員のキアラン先輩に報告したと思ってるんだ? えぇ??」
男「え……? あ、アオニートくんが呼んでくれたの?」
アオニート「へへっ、まぁな。二人つかまったっていいことないしな」
男「あ……ありがとう……」
アオニート「いいってことよ。ほら、早く席つけよ」
男「う、うん……」
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