過去ログ - ロリ悪魔「おにーさん、悪いことするの?」
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33: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/19(火) 22:58:58.09 ID:MdHV+YMv0
天使兵「いいだろう。ついて来い」

天使兵についていき僕は0213と数字が振られた白い壁の前に連れてこられた。

天使兵「ここだ」
以下略



34: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/19(火) 23:00:11.93 ID:MdHV+YMv0
結界はまるで水面のような波紋を一瞬作った。

男「そういえばまだ最初の一言とか考えてないや」

少し考えたが考えながらも身体は動いていた。
以下略



35: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:03:58.98 ID:mkkOKlqG0
男「ロリ天使は…あれか?」

隅っこのベッドにぬいぐるみを抱きしめて眠る小さな堕天使がそこにいた。

男「寝てんのかよ。天使兵のやつ…面会の連絡くらい入れてくれよ」
以下略



36: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:06:54.95 ID:mkkOKlqG0
ロリ(堕)天使「ん…にゃ…すぅ、すぅ」

男「かわいい寝顔で呑気に寝やがって…随分と余裕なのな。お前の親友、泣いてたんだぞ」

ロリ天使の頬に軽く触れた。
以下略



37: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:08:37.82 ID:mkkOKlqG0
男「お前さ、なんであんなことしたんだよばーか」

男「ロリ悪魔だけじゃない…僕だって…」

男「くっ、うっ、うぅっ…」
以下略



38: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:09:58.40 ID:mkkOKlqG0
その涙がロリ天使の顔に落ちて弾ける。

ロリ天使「んっ…」

唐突な冷たさを感じたせいかロリ天使が目を覚ました。
以下略



39: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:11:20.72 ID:mkkOKlqG0
ロリ天使「へ!?しょ、しょんな…お兄さん…なんで、なんで…」

ロリ天使「なんでここに来ちゃったんですかぁ!ううっ、うぁ、うああああん」

男「僕がなんでここに来たも何も、そもそもなんでお前はこんなところに入っちゃったんだよ」
以下略



40: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:12:48.01 ID:mkkOKlqG0
男「わざわざそのぬいぐるみ人間界から持って帰ってか?それ、僕が取ってやったやつだろ?」

ロリ天使「そ、ぞれは…んっ、うぇ、」

ロリ天使「やっばり無理だっだんです…私…忘れるごとも諦めるごともできなかったんでず」
以下略



41: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:14:15.38 ID:mkkOKlqG0
僕の大好きだった彼女の天使の笑顔が、彼女の涙や鼻水やらで覆い隠されていく…

堕天使になったら、笑顔までも失ってしまうのか?

そう思ってしまう程に今の彼女をそのままにしてしまったら、もう彼女から笑顔は一生帰ってこない気がした。
以下略



42: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:17:25.12 ID:mkkOKlqG0
ロリ天使「え?…どうやって…」

無論、方法など考えているわけがない。

男「ほ、ほら。ここの結界って外側からは脆そうだろ?だから僕が全力で殴って結界を破ってさ!…なんて。はは…」
以下略



43: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/20(水) 18:19:34.02 ID:mkkOKlqG0
男「うぉ!?なんだこれっ!?いきなり体が透けて…」

ロリ天使「もう、時間なんですね。今日はわざわざこんなところにまで会いに来てくださってありがとうございました」

男(そういえば天使兵のやつ具体的な時間も教えてくれなかったな。せめて時間は教えてくれよ!…まぁ聞かなかった僕も悪いか)


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