456:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:25:20.37 ID:TBEaJjTa0
母親「どうせまた出て来ても負けちゃうんじゃないの? まるで歯が立たなかったって聞いたけど」
卯月「そんな――」
母親「いい? あの怪獣がまた来るのにもう一時間もないの。あんまり無責任なことばかり言わないで」
卯月が息を呑む。凛とちひろは不安そうにその光景を眺めていた。
少女を含む列の前後の人間もそうだ。その言葉を聞いて、より一層表情の影を濃くする。
卯月「…………」
卯月は一度目を閉じてから、また開いて、母親の顔をきっと見据えた。
卯月「――ウルトラマンも、独りじゃ戦えないんですよ」
母親「は……?」
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