501:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:55:47.71 ID:TBEaJjTa0
―――病院
一方その頃――
医者「信じられないことですが、あなたの体はもう健康体に近づいています」
集中医療室で、医師がそう言っていた。
医者「医者としてどういうことなのか調べなければならない気持ちはあります。ですが、状況が状況で……」
未央「……わかりました」
語っている相手は未央だった。
数十分前までの大怪我が嘘だったように肌の血色もよく、全身の傷すらも塞がっている。
未央「私は行きます。このベッドは他の患者さんに使ってあげてください」
医者「感謝します。……しかし、何か異常があったらすぐに来てください。いいですね」
未央「はい」
頷きつつも未央は内心不審がっていた。
あの時、自分は怪獣との戦いに負けた。どうしてこんなにも早く回復することが出来たのだろう――
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