過去ログ - 男「俺には幼馴染はいる。けれども馴染みがある訳じゃない」
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22:1 ◆EZarcElGGo[saga]
2016/04/21(木) 02:21:29.02 ID:AY+hhj8L0
女「ねえ?男君?いいかな?」

その日の部活の練習中、女が近づいてきた。少し照れている様子だった
ちょうど、半コートで男子Bチームと女子Aチームで練習をしていた時だった。 俺は男子Aチーム、女は女子Bチームと言う事で小休憩に入っていた。

男「あぁ…あのことだよね…」

 女は軽くうなずいた。女の方でもいろいろと根掘り葉掘り聞かれていたらしい

男「そのぉ…」

言葉が詰まる。俺が女に言いたいのは「男友が勝手に認定しただけ。俺は気にしてないし、むしろ相手が俺で悪かった」。それを正直に言うのは恥ずかしかった。

男「あっこのバカに付き合っている認定されたことだよね?」

照れ隠しもあり、そうチャラけて答えた。そしてコートにいる男友を指した。男友はちょうどレイアップシュートを外している所だった。しかもノーガードだった。

男「男友、それを外すんじゃねーよ」

男友は親指を下に向ける最高に汚い手草で返事を返してきた。そんな俺たちのやり取りを見て女は少し笑っていた。

男「とにかく、俺は気にしてないし、むしろそっちが気に障るようだったらごめんね」

女「いいのよ。別に悪い気はしなかったし、気にもしてないのよ。ほら、私って彼氏なんていないってみんなに思われているから、それが突然彼氏出来たってなれば少しくらい話題になっちゃうんだよ」

男「ふ〜ん。でもさ、女は可愛いからモテたんじゃない? 今まで告白されたことないの?」

女「まったくないよ。そもそも、そんな私なんて可愛くないし…女子力とかそういったのは無縁だし」



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