過去ログ - 男「俺には幼馴染はいる。けれども馴染みがある訳じゃない」
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26:1 ◆EZarcElGGo[saga]
2016/05/06(金) 22:24:10.42 ID:S++7+67Q0
クラスメイト1「あー悪いわ」

男「ああ、いいんだよ。気にしなくて」

これで声をかけたのは何人目だろうか。覚えてない。ただ全員「いいよ」と返事はくれなかったのはしっかり覚えている。秋に開催される新人大会の地区予選がウチの体育館で行われることになった。主催校として準備や運営をする必要があるのだが…如何せん人手が足りなかった。引退した三年生をかき集めてもあと3人足りなかった。もだからこうやって助っ人を探しているのだ。

男友「おー男。そっちはどうだ?」男友は不景気な顔で聞いてきた。

男「ナッシング」

男友「そっちもかぁ…他の奴らからも朗報来てないし…」髪をむしりながらそう言った

男友「まあ、わざわざ土日に自分と関係ない部活の手伝いをする奴なんていないよなぁ」

ノッポ「なあ?男」

男「ノッポ?」

クラスの男子ですごく背が高い奴だ。センターをやっている男友よりも10cmも高い。ただ運動はしていないみたいで、やせている事からノッポと呼ばれている。ノッポに手伝いができるか聞いてみたが断られている。

ノッポ「どうだ? 人集めは?」

首を横に振った。

ノッポ「大変そうだな。あと、さっきは断ったけど気が変わったわ。やるわ」



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