過去ログ - 男「俺には幼馴染はいる。けれども馴染みがある訳じゃない」
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◆EZarcElGGo
[saga]
2016/05/12(木) 00:15:25.13 ID:YraOkuVa0
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ミカ「女って上手くなったよね?」紅白戦の途中、試合に入ってないミカが聞いてきた。
男「そうなの?」
ミカ「夏休み前よりも上手くなっているわ。きっと特訓コーチがいいんだよね」
男「俺は大したことは教えてないよ。本人の努力じゃねえ?」
ミカ「あらあら謙遜しちゃって。男は気が付いてないかもしれないけど、プレイスタイルとか雰囲気とか男に似てきているのよ。ただ…」
男「ただ?」
ミカ「貴方にも言える事かもしれないけど、自分でゴール下に攻め込むことが出来ないのよ。男はスリーがあるからそこまでじゃないんだけど、女はそうじゃない。黒子に徹しすぎて守る側からすれば全然怖くないのよ」
男「…」最もな指摘であり核心でもあった。女のシュートの決定力は平均以下だ。ただ、女はすごく視野が広い。これは自分やミカよりも優れており、時折、ディフェンスの裏をかくようなパスワークが出来る。しかし、ミカと女の決定的な差は、自分で得点できるか否かであった。そして、それがスタメンとベンチとの分け目でもあった。
その日の練習後、新人大会のスタメンが発表された。俺は背番号5、男友は7であった。女バスの主将であるミカは背番号4、そして女は19であった。つまりスタメンは女ではなくミカであった
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