過去ログ - 男「俺には幼馴染はいる。けれども馴染みがある訳じゃない」
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46:1 ◆EZarcElGGo[saga]
2016/05/16(月) 00:20:56.44 ID:UZk+29vP0
その日は部活がなく、主将と男友、そして俺の3人でカラオケに行くことになった。

カラオケ店員「ではごゆっくり」

通された部屋は3人にしてはすこし広かった。 6人か7人座れるL字型のソファーが置いてあった。もしかしたら、部屋の都合がつかなかっただけかもしれない。

主将「よっしゃ、お前ら曲バンバンいれておけ。あと男友、しょっぱな君が代はなしだぞ! 開会式じゃああるまいし」
 
男友「えっ、マジかよ…」

男友と主将の選曲が終わったらしく、端末が手元に来た。主将は「Butter-Fly」を入れていた。デジ〇ンのオープニングで定番だ。男友は「俺ら東京さいぐだ」 コイツしょっぱなからネタに走っているぞ…

主将「アーアーアー」主将はマイクをもってハウリングテストをしていた。直ぐにイントロが流れ、曲が始まった。

男(どうしようかな…明るい曲とネタ曲入れてこられたし、しんみりとしたバラードは避けた方がいいよなぁ。うーん「チェリー」でいいか)

男友「おっ!男決まったかぁ…っていきなりド定番かよ」

男「しょっぱなネタ曲ぶちこんでくる男友に言われたくねえよ」

主将が歌い終わり、男友の番が来た。男友は立ち上がり、俺たちに背を向けた。そしてイントロが流れると、親指を立てにやけた顔をしながら振り返った。主将は苦笑いしていた。

男友「はぁーーテレビも無エ、ラジオも無エ!」



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