過去ログ - 小林オペラ「この裁判…逆転して救ってみせる!」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/17(日) 00:02:06.82 ID:rZrd8n8/O
「はぁ……!はぁ………!!」

闇夜に照らされた横浜の空の下で、青い髪が鈍く光る

赤い血を啜ってしまったその青い髪は、もはや以前の輝きと煌きは無い

「…っう!!」

青い髪の少女は口元を押さえたその時、自分の手には血で赤く染まったナイフが持たれていた事に気づく

「ひっ…!」

思わず、そのナイフを投げ捨ててしまう。

何故だ?一体どうして

どうして私は、このナイフを持っている?しかも、素手で!

「あ……ああ………!!」

青い髪の少女の足が笑っていた。まるでこの状況に置かれた少女を見て嘲笑うかのように。

恐怖と混乱の目の前には、少女に対する絶望が居た。

そこには、ナイフで切り刻まれた跡のある死体が

先の尖った岩に串刺しにされている。

「どう…して…!?」

少女は、何が起こっているか分からない。

まるで、自分がやったと説明されている状況に少女は蹲る。

「助けて……」

脳裏に浮かぶのは、かつての4人の先輩と一人の男と

小林オペラとミルキィホームズ

「誰…か…!助…けて……!!」

声に出しても届かない、この場所で少女は

見つかるまでずっと、助けを求めていた。

考えれば考えるほど、この事件は

自分が犯人だと、突きつけられていたからだ。



第二話  「再結成 探偵オペラミルキィホームズ」



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