過去ログ - きらり「おおきい背丈とちいさい心」
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10:名無しNIPPER
2016/04/18(月) 22:58:25.90 ID:ktAYgYPU0
指定された住所に、重い足取りを運ぶ。赤レンガの屋根と色彩鮮やかな花が描かれた壁。
その門を潜ると、わっ、という音の塊がきらりを包んだ。
歌声、泣き声、笑い声。クラスでいつも聞くような悪口や陰口は、そこにはなかった。
「貴女が諸星さん?」
がらり、と引き戸の一つが空き、一人の中年女性が園庭に顔を向ける。
「はぃ…」
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