過去ログ - 【百合モバマス】白菊ほたる「七対子は裏切らない」【麻雀】
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38: ◆K1k1KYRick[sage]
2016/04/19(火) 16:12:06.92 ID:xNfmpDXVo
「ポンッ!」

プロデューサーは黒井のツモ切った三索をポンした。

そして、その次巡――何を思ったのかプロデューサーは手の中から八萬を切リ捨てた。

「カンッッ!!」

何でも鳴く黒井は当然それをカンした。

九 八八八八 8888 DDDD 六六六六 ツモ北

四槓子を聴牌した黒井が引いてきたのは、二枚目の北だった。

(何故ドラの八萬を切った……?)

黒井は思考を巡らせた。九萬は場に出てない。

捨て牌から大物手をただよわせている両脇の美少女たちは

先程プロデューサーの出した生牌の北や發に全くの無反応だった。

おそらくまだ一向聴か、聴牌しても他の公九牌で待っているに違いない。

(奴は左端から二番目の牌を切った……。だが聴牌と読んでも
 暗刻抱えの状態から単騎待ちにして切るのは不自然だ。
 単騎待ちなら、このような形。九萬は両隣に危険牌だから
 まだ八萬の方が通りやすいと思うに違いない)

九八@@@

(あるいは、この形のシャボテンか?
 七萬はドラ表示牌に一つあって枯れているが
 いずれせよあいつの手にはまだ萬子はある)

七八@@七 七八九九七 

(あいつはせいぜいトイトイかタンヤオの安い手。
 この九萬を切ってもこの局はそのまま終了してしまうから和了れはしない。
 だが、この九萬が果たして奴の両隣に通るか、だ。
 北は奴らがツモ切っている時に、この男が一枚切っている。
 という事は、少なくともまだ北は通る……か)

黒井はここで、北をそのまま切った。


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