過去ログ - サザエ「そして誰もいなくなったのね」
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57: ◆5o0gtk7tVI[saga]
2016/04/30(土) 17:59:00.97 ID:Kl/IOB9+0





波平は、ゴツゴツとした岩場に居た。

視界の右には波に削られた崖が、左には見渡すかぎりの大海が広がっている。

彼は潮風を頬に感じながら、歩くにはほど適さない足元を一歩一歩注意しながら進んだ。岩肌で水を吸った苔の鬱陶しいこと! こんなことなら、杖代わりの枝でも拾っておくんだった。

だがそれは後の祭りだった。そんな枝が落ちていそうな森はここより高い場所にある。彼は仕方なく手で身体を支えながら磐を渡った。


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