121:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 18:37:10.75 ID:fNcNgFDHO
乙
122: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 00:24:08.16 ID:RcoHEMEE0
男(暫くお互いが沈黙。こうして黙って座っていると雨上がりの土の匂いと潮風が混ざり合いほんのりと流れているのが分かった)
男「良かったら話を聞かせて貰ってもいいか?ここがどういう所だったのか」
北上「まー、それは気が向いたらね」
123: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 00:27:55.76 ID:RcoHEMEE0
北上「なんていうかさ…気持ちの整理が付かないんだよ、色々」スッ
男(北上は手に持っていた銃のような物を宙に向けた。)
北上「あの時の皆は一人も居ないし? 二隻の顔も知らない駆逐艦が代わりに居るし?」ドンッドンッ
124: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 00:29:28.95 ID:RcoHEMEE0
男「…」
北上「だからアタシは協力するかどうかは置いておいて、ここから脱出する気なんてもん、さらさら無いんだよね」
男「脱出する気は無い…か。好きだったんだな、この鎮守府が」
125: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 00:32:28.19 ID:RcoHEMEE0
北上「しっかし、『艦これ』の世界ね〜… 昔のここみたいなものなのかねぇ…ん?」
男「どうした?」
北上「いやー… ちょっと待って、もし吹雪の言っている元の世界ってやつ… ここみたいになってるんじゃないの?」
126: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 00:37:48.49 ID:RcoHEMEE0
男(また暫くの沈黙があった、それもさっきより重い。北上も吹雪の身を案じているらしい、多分な)
北上「…あー、もうアタシ帰ろうかな。眠いし」
男「そうか、長く付き合って貰って悪かったな、おやすみ」
127:名無しNIPPER[sage]
2016/06/11(土) 16:11:40.93 ID:IDBu7pbSo
乙
128:名無しNIPPER[sage]
2016/06/11(土) 20:39:16.08 ID:zacsYaxW0
乙
129: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 22:32:15.49 ID:RcoHEMEE0
…
執務室
ギィ・・・
130: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 22:32:53.46 ID:RcoHEMEE0
…
男(開かないドアが等間隔に続く廊下を歩いていると、広い所に出たようだった)
男「ここが食堂か。案外小さいんだな」
131: ◆Kko22trRGs[saga ]
2016/06/11(土) 22:33:44.46 ID:RcoHEMEE0
男「…ん?」
男(じゃあこのすぐ横にある扉はどうだ? 改修工廠か…)ガチャ
男「開いた…」
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