過去ログ - ゴールデンカムイ‐アイヌのグルメ
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1: ◆MlsNDn0Q4w[saga]
2016/04/23(土) 23:28:28.96 ID:hwBqcYPZ0
第一話「冬山のリスのチタタプと脳味噌」
杉本「とにかく腹が減っていた…俺の名は杉本佐一。日露戦争の帰還兵だ
今は色々あって北海道で砂金を探している。」
その日は砂金も見つからず変な爺さんに殺されかけたりと散々だった。
そんな日の最後だった、彼女と出会ったのは。
アシリパ「離れろトリカブトの根やアカエイの毒針を混ぜた即効性の毒矢だがヒグマなら10歩は動ける」
彼女は俺を襲っていたヒグマを仕留めて助けてくれた。
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2: ◆MlsNDn0Q4w[saga]
2016/04/23(土) 23:31:29.22 ID:hwBqcYPZ0
俺は彼女と出会い、行動を共にする。そしてそれが金塊の奪い合い、屯田兵との
戦い、そしてアイヌの至高のグルメとの出会いだった…
それから俺達は一人目の刺青人皮を得た後の食事を取ることにした
アシリパ「罠で取れたリスを食べよう」
杉本「丸焼きにするのか?」
3: ◆MlsNDn0Q4w[saga]
2016/04/23(土) 23:31:58.27 ID:hwBqcYPZ0
これが俺とチタタㇷ゚の出会いだった。アシリパは器用にリスを解体していく。
その時アシリパが口を開いた
アシリパ「杉本、脳みそ食っていいぞ」
杉本「え?アシリパさん、それ生で食うのか?」
これがいけなかった。アシリパさんは自分たちの食べ方にケチを付けられ機嫌を
4: ◆MlsNDn0Q4w[saga]
2016/04/23(土) 23:33:03.50 ID:hwBqcYPZ0
思ったよりも旨かった。しかし未知の食材を口に入れたことで微妙な表情しか作れない
それでも食べたことでアシリパは料理を再開した。アシリパは山刀でリスを骨ごと叩いていく
アシリパ「疲れたから交代しろ杉うというm本」
俺は作業を代わった。チタタㇷ゚と言いながら叩くらしい
杉本「チタタㇷ゚チタタㇷ゚」
5: ◆MlsNDn0Q4w[saga]
2016/04/23(土) 23:34:03.32 ID:hwBqcYPZ0
湯気に乗って良い匂いが立ち込める。旨そうだ俺はつみれを口に運ぶ
杉本「ん…!!うまい…ッ!!」
思ったより臭みもなく木の実の甘みも感じる、肉の中のコリコリとした食感もたまらない
冬山で冷えた体に染み渡る。いいじゃないかチタタㇷ゚。自分も手伝ったから旨さ倍増だ。
そんなことを考えているとアシリパが呟いた
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