過去ログ - ゴールデンカムイ‐アイヌのグルメ
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2016/04/24(日) 01:30:14.93 ID:XlbbQe1w0
杉元「ただいま」
アシリパ「おそい、ルイぺが生になってしまった。」
杉元「ごめんアシリパさん。でも俺がチタタプと同じくらい旨い飯、作るから」
アシリパ「本当かぁー？」
アシリパさんは疑うような目で見てきた、よし絶対、旨いものを作ってやる
俺はまず飯盒で米を炊きその間にイクラを醤油に漬けといた。
次に家にある山菜と鮭を飯盒の蓋で少しずつ炒めていく、味噌を入れようとすると視線を感じたので自分の分だけにした
杉元「できた。イクラ丼とちゃんちゃん焼だ」
アシリパ「おお…良い匂い」
杉元「よし、じゃあ食べよう。いただきます」
アシリパ「いただきます」
旨い。イクラも程よく塩気がある。何より久しぶりの白飯がたまらない。ちゃんちゃん焼も味噌と合ってる
杉元「どう？アシリパさん」
アシリパ「…ヒンナ。ヒンナヒンナ！」
杉元「良かった、気に入ったみたいだな」
アシリパ「フチもおいしいって！」
杉元「ありがとう、おばあちゃん」
俺はしばしの団欒を楽しんだ。まだまだ大変なことが起きそうだが、
今は旨いものを食って皆と楽しみたいという気持ちのほうが強かった。
第二話 終わり
続く…
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