過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 15
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835: ◆xjSC8AOvWI[saga age]
2016/09/14(水) 22:11:35.67 ID:57XC6+vn0
杏子「まぁ、そうは言ってもこれは一人でどうにかできることじゃない」
杏子「まずはまどかや仁美、クラスメートにも話してみろ」
杏子「1人で無理なら2人、2人でも駄目なら4人……そんな感じで賛同者を増やしていくしかないだろうな」
杏子「駅前とかでやってたらTVとかでも取り上げられるかもしれないしな」
さやか「たしかに味方がついてくれたら心強いね」
杏子「……ああ。独りで生きてきたあたしが言うことでもないかもしれないけどな」
さやか「でも、今は独りじゃないんでしょ?」
杏子「まあ、そうだな」
杏子「おせっかいなんだよ、あいつ。こっちから突き放したってのにさ……」
さやか「……あたし、マミさんのことも誤解してたよ。今度謝らないとね」
杏子「それに、もし壁にぶち当たってとしてもあんたには親だっているし、学校の先生もいる」
杏子「信頼できる大人が居るなら、頼るのは恥でもないし間違いじゃないさ」
休憩所から出て、廊下を途中まで一緒に歩く。
杏子「もちろんこの考えが上手くいくっていう保障はない」
杏子「たとえ無事金が溜まって手術できたとしても、
最悪、治せないどころか怪我の容態が悪化することもありえないことじゃない」
杏子「それで情緒が不安定になった上条がお前さんに酷い事を言うかもしれない」
杏子「それでも契約なんてもんに縋らず、人としてやれるだけのことをやってみなきゃな?」
さやか「うん…………わかってるよ」
さやか「まずはやってみないと! 駄目だったらその時はその時!」
杏子「頑張れよ」
別れ際にさやかが手を振る。
あたしもさやかに手を振り返して、エレベーターのほうに向かった。
杏子(まあ…………あの様子なら当分は大丈夫だろう)
さやかもやる気だ。
たとえ時間がかかったとしても、頑張ってる姿を知れば上条の励みにもなるはずだ。
杏子(そろそろマミの家向かうか)
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