1:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 03:04:03.29 ID:W9aBskmQ0
「汝、なぜゆえに力を欲す。」
長い銀髪の髪を垂らした男が
椅子に座った
黒のスーツを身に纏った男に問う。
「全ては仲間の仇討ちのため。
そのためなら俺一人の命なぞくれてやる。」
黒スーツの男の目は復讐の火を灯していた。
「いいだろう、その心意気気に入った。
汝に不死の力を授けよう。」
銀髪の男は口角を上げ、右手に懐中時計を垂らして黒スーツの頬に蒼い炎で包まれた左手をやる。
黒スーツの視界はそこで黒く染まった。
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2:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:05:37.73 ID:W9aBskmQ0
ジリリリリリ!
3:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:08:06.59 ID:W9aBskmQ0
バロックシティーー、
中心部の寂れたアパート。
4:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:08:42.28 ID:W9aBskmQ0
「おはようクラウド。
”スーツ”の進捗はどうだ?」
黒髪でメガネをした男、
クラウドは特殊戦闘兵器を作り出す
5:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:09:09.96 ID:W9aBskmQ0
「クルマは整備し終えたか?」
2人はエレベーターから降りて二つの部屋を抜けてガレージについた。
6:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:09:37.80 ID:W9aBskmQ0
「流石、いい仕事するな。」
クラウドの顔の意図を読んだジェットは
クラウドを褒め称える。
7:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:10:17.84 ID:W9aBskmQ0
2158年、人間は吸血鬼と争っている。
吸血鬼は腕力やタフさに加え、
特別な能力ー通称”牙”と呼ばれる能力を得ていた。
8:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:10:44.51 ID:W9aBskmQ0
クラウドは少年期に妹を吸血鬼に犯され殺されている。
それも目の前で。
9:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:11:10.01 ID:W9aBskmQ0
『メーデー、メーデー、
G社ビルの屋上で吸血鬼が暴れている模様、
至急S級隊員は向かってください!』
10:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 03:12:54.24 ID:W9aBskmQ0
G社屋上、
タタタン!タタタン!
3人の武装兵が物陰からサブマシンガンを撃ち続ける。
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