1:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:33:49.14 ID:FfhX5VZMo
書き溜め不十分ながらあり
少女 「……とんでもない大仕事が降って来ましたね」
男 「別に気にせず作業していいよ、俺は君を眺めてるだけで十分だから」
少女 「嫌ですよ、見られてるってなんか落ち着かないでしょう? それに大仕事の原因は貴方です」
男 「俺はそう思わないけど」
少女 「私がそう思うんです」
男 「……しっかし、明晰夢って本当にあるんだな」
少女 「そんなちゃちなものと一緒にしないで下さいよ、貴方が今いるのは真の夢の世界なんです」
男 「……夢なのに真とか言われてもどういうことなのかさっぱりなんだけど」
少女 「要するに、あなたは異次元に足を踏み入れてるんですよ」
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2:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:37:37.54 ID:FfhX5VZMo
男 「ヤバい?」
少女 「ヤバいなんてもんじゃないでしょう……全く、こちらは大騒ぎだっていうのに暢気なものですね」
男 「そんなに珍しいのか?」
3:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:39:42.94 ID:FfhX5VZMo
少女 「次、ありましたね」
男 「どうやら来ようと思えば来れるみたいだ」
4:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:41:07.37 ID:FfhX5VZMo
男 「やっほー、こんばんは」
少女 「……こんばんは、一週間続けてやって来るとは思いませんでしたよ」
少女 「毎晩ここへ来て大丈夫なんですか? 身体は眠ってるとはいえ影響がない訳ではないでしょう?」
5:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:42:19.80 ID:FfhX5VZMo
男 「そういえば、こっちの世界はここ以外にも何かあるのか?」
少女 「当然でしょう、ここは窓口みたいなものです」
少女 「これといって何か仕事があった訳ではないのですが」
6:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:43:40.80 ID:FfhX5VZMo
男 「今日いいことあるんだよね?」
少女 「え、それ私がなんかしなくちゃいけない奴ですか」
男 「1日何もなかったし」
7:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:44:38.50 ID:FfhX5VZMo
男 「おーい」
少女 「……」
男 「昨日はごめんって」
8:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:45:22.35 ID:FfhX5VZMo
少女 「まさかほんとに3日開けてくるとは……」
男 「寂しかった?」
少女 「仕事が捗りましたよ」
9:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:46:19.81 ID:FfhX5VZMo
少女 「……はぁ、ならここで寝てください。少しはマシになるはずです」
男 「布団あるのかここ……?」
少女 「ある訳ないでしょう」
10:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:46:59.18 ID:FfhX5VZMo
少女 「ええ!?」
男 「寝るためだ!頼む!」
少女 「そんな……私が、膝枕、なんて」
11:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:48:16.95 ID:FfhX5VZMo
男 「そういえば名前お互いに知らなくないか?」
少女 「言われてみればですね」
男 「膝枕もした仲なのにな」
12:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:49:35.65 ID:FfhX5VZMo
少女 「あの、大事な話をしたいんですが」
男 「……改まってどうした」
少女 「……『現』を離れたいと思うことはありますか?」
13:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:55:34.32 ID:FfhX5VZMo
男 「俺が? 少女と一緒に? どうするって?」
少女 「夢の世界で暮らすんです」
男 「マジで?」
14:名無しNIPPER
2016/04/24(日) 04:58:47.97 ID:FfhX5VZMo
終わり
15:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 05:07:27.55 ID:+bB1tcSY0
おつ
16:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 20:58:34.68 ID:pGJ4CzvTo
ちょっとありがちかなー
顔合わせてさえいれば安易に仲良くなれるSSが多い
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