過去ログ - 【グリモア】南智花「転校生さん！」【私立グリモワール魔法学園】 -SS速報VIP

過去ログ - 【グリモア】南智花「転校生さん！」【私立グリモワール魔法学園】

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37:この娘はこんなことしない！って人がいたらごめんね ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2016/04/28(木) 22:38:48.02 ID:yHwgd0Xl0
結希「ありがとう、卯衣。おいしかったわ。ごちそうさま」

卯衣「おそまつさまでした・・・これであってるかしら。そう、あってるのね」

結希「さて、実験の続きをしましょうか。あれで終わりじゃなかったのかって？あれはただの前準備よ」

卯衣「マスター、こちらは用意できました。え、どうして服を着ていないのか？マスターから聞いてないの？」

結希「いえ、ちゃんと伝えたはずよ。力の受け渡しの実験だって」

結希「正確に言うと、『転校生君の体質と魔力譲渡が遺伝するか』の実験なのだけれども」

結希「心配しないで。経験はないけれど、知識はあるわ」

卯衣「私も予習はしてきた」

結希「転校生君の力が遺伝することが分かれば、人類は大きな一歩を踏み出せるわ。大丈夫、あなたに不快な思いをさせるつもりはない」

卯衣「それに、仲のいい人間同士は性交渉を行うと聞くわ。あなたは、私を友達だと言ってくれた。だから、私の思い込みでなければ、私たちは仲がいいと判断できるはず」

卯衣「子供は、男女の愛の結晶だと聞くわ。愛情というものを深く知るためには、必要だと判断したの」

結希「愛がなくても子供はできる？だから、愛情を学べないのじゃないか？そうね、たしかにそうだわ。でも」

結希・卯衣「「私はあなたを愛してる」」

結希「私に好意を持ってくれているのよね。さっき、確かに聞いたわ。録音もしてあるの。聞く？」

卯衣「あーん、の許可をされたことから、あなたから私への好意は一定以上だと確信できるわ」

結希「さあ、実験を始めましょう。あらかじめ薬は飲んでおいたわ。所謂、排卵剤を」

卯衣「おそらく私は孕むことはできないとおもう。けれど、私に、生の証を刻み込んでほしい」

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