過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:03:32.89 ID:QIe8UFKY0
仕事の息抜きでしたが、
身バレして身内から要望あったので…


・地の文ありのSS

・独自設定あり

・前回よりさらに遅筆


一応前作 提督「下っ端ですが何か?」

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459178942/

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:04:02.72 ID:QIe8UFKY0
私は下っ端の提督である。
長所は医師免許保持(元心療内科、外科)。
あと、艦娘の艤装制御系に割り込める。
補足すると、艦娘への割り込み程度、誰でもできる。
武官の連中が言語を覚えてないだけである。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 23:08:01.66 ID:VUd8EtLr0
お、続編きたのか楽しみにしてます


4:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:08:48.60 ID:QIe8UFKY0
そんな私はしばらく前まで犯罪者扱いだった。
その理由はラバウルの提督を殺った為。

私が殺したラバウルの提督は、
艦むす使ってのクーデターを考えており、
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:10:52.99 ID:QIe8UFKY0

死んだラバウルが、
偉大で腐った大本営様に反抗しようとしていなければ、
十中八九私も殺されていただろう。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:13:53.57 ID:QIe8UFKY0
そんなことを考えながら、私は一人歩いていた。
歩けているのも、私が自由になったからに他ならない。
振り返れば、何泊もした庁舎が見えるが振り返りたくもない。

仮にも日本に戻ってきたのに、
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:17:08.95 ID:QIe8UFKY0
とりあえず、宮古島拘置所の正門を出た。
何週間も暮らしたが、居心地はよくなかった。
青々したパパイヤの木さえ忌まわしい。

「さて、どうするか?」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:18:40.82 ID:QIe8UFKY0

「いや〜?先生のご尊顔を誰より早く笑って差し上げたくお待ちしておりました」

「明石、テメエ」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:37:08.31 ID:QIe8UFKY0

「明石は、からかわない」

「ええ?」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:38:27.44 ID:QIe8UFKY0

予算の都合だろう。
私の艦隊は民宿に逗留していた。
浴衣姿の夕立が、目ざとく私を見つけた。

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:40:55.71 ID:QIe8UFKY0

しれっと、大淀は答える。

「時間をズラしただけです」

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:42:34.60 ID:QIe8UFKY0

まったく知らなかったが、
一番広い部屋に皆と集まる事になっていた。
大淀、明石、由良、天城、夕立、涼風。
自分の艦隊の視線を浴びながら私は言う。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:47:11.53 ID:QIe8UFKY0

宴も酣だった。
コースらしき料理も終わり、
由良が食事に飽きた涼風と夕立を部屋に連れて行った。
私は、追加注文した枝豆をつまみにうっすーいビールを飲んでいた。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:48:00.98 ID:QIe8UFKY0

「お前。なんか盛っただろ」

「てへぺろ♥由良にも盛ってます〜」

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:51:22.84 ID:QIe8UFKY0

「金剛に砲撃、加賀に爆撃だよ」

「そりゃ、ひき肉になりますね」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:58:30.07 ID:QIe8UFKY0

「で、ラバウルのお人形ちゃんたちは?」

ビール片手に明石が尋ねる。
行儀が悪いが、彼女は枝豆の皮を皿に投げて戻す。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/04/25(月) 00:02:02.06 ID:LKHrkhC20

「はー、なるほどなるほど」

明石はそういうと、私の大瓶から自分のグラスにビールを入れる。
ついでに私にも注いでくれた。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/04/25(月) 00:04:11.22 ID:LKHrkhC20
不満げな明石に、私は言う。

「大本営としては泡沫が揃える艦の出自なんて興味ない。
 事実夕立、涼風に限って言うなら強化と言うより、認知の最適化だ」

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/04/25(月) 00:08:45.14 ID:LKHrkhC20

とぼけた明石はグイとグラスを空にする。
ザルの彼女は新しい瓶を開けた。
スポンと間の抜けた音がする。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/04/25(月) 00:11:50.14 ID:LKHrkhC20
今夜はここまでです。
よろしくお願い致します。


21:名無しNIPPER[sage]
2016/04/25(月) 00:24:25.20 ID:aQN5Axnso



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