過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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135:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:31:27.58 ID:E6OH1E1t0

作戦決行の前日だった。
武官から連絡があり、ホテルの前に出る。
事前に誰が来るかは分かっていたが、
正気を疑う人事だった。
以下略



136:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:32:45.82 ID:E6OH1E1t0

私は何の因果だと思っていた。
彼女が手を差し出すので、
しかたなく手を出した。
細い手だった。
以下略



137:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:33:48.86 ID:E6OH1E1t0

作戦の概要を伝え、出撃の見送りに行く。
何人かは振り返り私に手を振った。
その手を振り返すことなく、
私は敬礼していた。
以下略



138:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:35:13.19 ID:E6OH1E1t0

「お前、正気か?」

そう言うと、明石は冷たいアルミ缶を私に向ける。

以下略



139:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:38:58.50 ID:E6OH1E1t0

明石は、もう一本の缶を開ける。
運転手が嫌な顔をしたが、
明石はしわくちゃの紙幣を投げて黙らせる。

以下略



140:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:41:38.12 ID:E6OH1E1t0

「提督、自分がおかしいって理解してますよね?」

「してるさ」

以下略



141:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:45:36.64 ID:E6OH1E1t0

「なんだい夕立、後ろばっかり振り返って」

「…別に関係ないっぽい」

以下略



142:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:47:28.01 ID:E6OH1E1t0

天城はほっと息を吐く。
戦闘そのものは長引かなかった。
…自分以外にも艦載機を扱える人間がいるだけで随分負担が減る。
大淀も由良も謙遜するものの、
以下略



143:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:49:47.07 ID:E6OH1E1t0

「…終わりだな」

艦載機をカードに変えながら、グラーフが言う。
天城もまた、自分の艦載機を式神として戻していく。
以下略



144:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 11:53:05.39 ID:E6OH1E1t0

「涼風、魚雷分けてくれる?」

ふと、夕立が涼風に言う。

以下略



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