過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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167:名無しNIPPER[saga]
2016/05/05(木) 21:33:49.25 ID:eDCveaup0

涼風はベッドの上で膝を抱え、
仲間を見ていた。
あの後、自分たちは新しいホテルに移された。
待機命令を受け、もう三日。
だが未だ解除されない。
今彼女たちは、臨時の提督代理である大淀の指示待ちだった。

その大淀だが、今後の行動を武官と打合せている。
その事を思い出した彼女は、
ずっと枕を抱きしめたまま動かない夕立を見た。
…顔を埋めているため、表情は分からない。
けれどずっと泣いてたことを涼風は知っていた。

そのまま、由良を見る。
彼女は椅子に座ったまま微動だにしない。
提督が死んだ時から同じ本を読んでることを、
涼風は知っていた。

最後に、涼風は天城を観察する。
天城は視線を床に向けており、その顔は暗く青い。
髪が乱れていることに涼風は気づいた。



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